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年始に書き捨てる程度の習作


朝。

目を開ける。
体を起こす。
ゆっくりと伸びをして、窓の外を見やるとそこは一面雪で覆われていた。

###

雪掻きを済ませ、朝食用の鶏を絞めていると丁度よく主人らが階段を降りる音が聞こえてきた。
片方は不規則にふらふらと。
片方は等間隔にきっちりと。
そうして同時にダイニングの扉を開く。

「「おはよう、リリィ」」

片方は寝ぼけ眼のふやけた笑顔で。
片方は切れ長の瞳を細めるように微笑んで。
そうして同時に私に挨拶をしてくださった。

しかし私はそれを同時に返すことができない。
そういう機能は、ついていないからだ。

「おはようございます。ジョゼ」
「おはようございます。圭」

だから私は最大の敬意を込めて挨拶を一人ずつに返す。
敬称がないのはそのように設定されているからである。
世間一般的な従者はどうなのだろう。
私はこの屋敷の敷地内から出たことがほとんどないのでわからない。
しかしどうであれそれが私の行動基礎理論を変えるわけではない。
そもそも私の主人らが決めたことに誤りなどあるはずがないのだ。

主人らが朝食を採っている最中、私も傍で食事を採る事を許されている。
もともと機械なのだから食事などという非効率的なエネルギー摂取は無駄である、と進言したこともあった。しかしジョゼ曰く「多い方が楽しい」だそうだ。
楽しいかどうか。
それが私にとって重要なことかといえばそうではないのだが、その行為に少しでも主人らが悦びを見出してくれるのなら私はそれに付き従おう。
それが傅く者の理であるから。




****

なんぞこれ。頭のストレッチさ。
もしかしたらまた書くかも。

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